きっかけは2台目探し
大型SS1台持ちでかつ、価格が価格なために乗るにも気候は選ばざるを得ず、更には長時間の放置もできないために土日の休みくらいしか乗れていないとやはり2台目が欲しくなるところ。以前から気になっていた車種があったため、2台目探しも兼ねて試乗をしてきた。今回はkawasaki ZH2の紹介だ
外観
まずは外観から、公式サイトにもあるように “SUGOMI”スタイリングによる車体デザインは遠くから一目見てわかる厳ついデザインになっている。“SUGOMI”スタイリングってなんだよって思ってたがこれは確かに、なるほど“SUGOMI”スタイリングである。(???)
ZH2の排気量は998cc、最高出力は200hpとリッターSSにも並ぶスピードマシンだ。その出力はこのスーパーチャージドエンジンに由来する。
そう、このスーパーチャージャーがずっと気になっていた、一体どんな乗り味なのか、音はどうなのか、公道走行でもフロントアップするという噂はどうなのか。
試乗
実際に試乗ルートを走ってみた率直な感想としては“すごく乗りやすい、扱いやすい“、とんでもないパワーを秘めていることは間違いないのだが良い意味でそれを感じさせない乗り心地であった。
まず低速トルクが太く、慣れない姿勢、慣れない直4エンジンでも難なく発進、加速することができた。基本的に大型でスピードが出るマシンとなると、どうしても高回転域に振っていて低速トルクがスカスカであることが多いように感じる。だがこのZH2にはそれがなく余計に吹かすこともなかった。エンストの心配をする必要はないだろう。これが乗りやすいと感じた1つ目。
2つ目というかこれも1つ目に絡んでくると思うのだがスーパーチャージドエンジンによる絶妙なアシスト、またバイクに乗るなら欠かせないのが音である、ZH2の醍醐味はこの特徴的なアクセルを戻した時のヒュルルルという音だ。低速からでも中速からでも回せばそれだけエンジンが応えてくれる。クイックシフターも上下で備えており、どんな状況からでも加速、減速、変速が可能。音に関しては4500rpmを上回ったあたりからアクセルオフするとエンジン音、風切り音などがあってもしっかりとバックタービンの音を堪能することができる。なおもちろん燃費には良くない模様。
納期
ここで試乗後にディーラーさんと納期について話したのだが、現状ZH2は来年度モデル待ちとのこと。kawasakiに限らず、この時期は各社が続々と来年度モデルの発表を始める頃でもあり、マイナーチェンジにも期待が持てそうだ。
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