前回【バイク】愛車のお話① (紹介編)に続いて今回の②では車体本体の値段、スペックはもちろんのこと、私が購入した時のオプションや保険も込みでの初回の支払い、ローン審査等に触れながら詳しく話していきたいと思う。もし今私と同じように学生の方や10代20代の若い人が参考にしてくれたら幸いだ。
HONDA CBR250RR
スペック
購入したのは2019年のモデルであり、カラーはマットガンパウダーブラックメタリック。
車名・型式 | ホンダ・2BK-MC51 |
排気量 | 249cc |
エンジンタイプ | MC51E |
エンジン始動方式 | セルフ式 |
最高出力 | 38 ps(28kw)/12,500rpm |
最大トルク | 2.3kgf・m(23N・m)/11,000rpm |
車体重量(装備重量) | 167kg |
全長・全高・全幅 | 2065mm × 1095mm × 725mm |
燃料タンク容量 | 14.0L |
航続可能距離 | 561.4km(概算値) |
燃料供給方式 | 電子式(電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)) |
シート高 | 790mm |
フロントタイヤサイズ | 110/70R17M/C 54H |
リアタイヤサイズ | 140/70R17M/C 66H |
価格
現行型ではグラファイトブラック, マットガンパウダーブラックメタリック, パールグレアホワイトがメーカー希望小売価格(消費税込み)で821,700円(消費税抜本体価格 747,000円)、グランプリレッドがメーカー希望小売価格(消費税込み)で854,700円(消費税抜本体価格 777,000円)である。
私が購入した時は2019年であり、現在クイックシフターが搭載されている新型が発売する前だったこともあり多少値下げされていた、当時私は大学2年生だったこともあり未成年、二年間のバイトで貯めたお金を突っ込み一括で購入した。車両購入金額が741,100円(税抜)、車両保険がHonda Dreamの車両保険を適用し32,768円、任意保険はアクサダイレクトで契約した。新規加入かつ全年齢対象ということもあり月6000円程度(これだけ正確な資料が出てこなくて申し訳ない)、また純正アクセサリーであるイモビアラーム(14,300円)、サブハーネス(6,270円)、取付アタッチメント(6,050円)、プロト タンクパッド(3,300円)、プロト ラジエーターガード(5,500円)である。
これら全てを合計し、納車時に払った金額は868,576円である(任意保険は分割払い)。
基本的に未成年だったこともあり、どう考えてもローン審査は通らないと考えていたので一括での購入となった。Twitter等を見た感じ結構18歳とか高校生でも買ってる人は多いのであまり私は薦めないが親の賛同さえ得られれば保証人や親ローンも可能であろう。私自身、バイクに対する偏見は未だ多くあると思っており、加えて我々の親世代となると三ない運動等の時代でもあるため尚更賛同を得ることなど難しいだろう。だが本気で乗りたいと思っていてそれを行動に移せるのであれば耐え忍んで一括で買える金額を貯めてみてはどうだろうか。最もわかりやすく本気度が伝わる筈だ。
Ducati Panigale V4S
スペック
Ducati World Premièreで2022年の新型が発表された後だったが、個人的にウイングレットの形状が2021までの方が好みであったので2021年モデルを購入した。
排気量 | 1103cc |
エンジンタイプ | デスモセディチ・ストラダーレ90°V4 |
エンジン始動方式 | セルフスターター |
最高出力 | 214ps/13,000rpm |
最大トルク | 12.6kgm/10,000rpm |
車体重量(乾燥/装備) | 174kg/195kg |
全長・全高・全幅 | 2100mm × 1132mm × 805mm |
燃料タンク容量 | 16.0L |
燃料消費率 | 6.9/100km |
航続可能距離 | 110.4km(概算値) |
燃料供給方式 | インジェクション |
シート高 | 830mm |
フロントタイヤサイズ | 120/70 ZR17 |
リアタイヤサイズ | 200/60 ZR17 |
価格
パニガーレV4S(2021年モデル)はデスモプラン(据置価格設定ローン)を使用しての購入となった。
実質年率 0.90%、支払い回数は60回、ボーナス回数は10回(20,000円)、頭金は550,000円、最終回支払い金は1,130,000円、車両本体価格は3,472,000円、自賠責保険が17,090円、任意保険は同じくアクサダイレクトのプランを使用し年間38,590円、また購入時にオプション5万円分のキャンペーンを行っていたので、純正オプションとしてビレットアルミニウム製フィラープラグ、フューエルタンク用カーボン製プロテクターを、またモトコルセのチタニウム プロテクションスクリーン、アクスルスライダー with チタニウムを購入した。キャンペーンを適用し、オプションは工賃込で計97,215円となり、月々の支払いは30,200円、支払い総額は手数料込で3,766,023円である。
ハッキリ言うが凄く高い。そこら辺の車より全然高いし、こう改めて整理してみるととても二輪の金額で無いことを再認識させられる。
ローン審査
さてここからがある意味本題であり、気になる人が多いところだと思うのだが購入したのは去年2021年12月のことであり私は21歳、学生である。ディーラーローンということもあるがそのような身分でローンを通せたのは何故か。ディーラーさんの意見等も含めて話したいと思う。
まず学生という身分である以上、ローンを組むには保証人が必須でありここが一番の問題であるのは間違いない。ここに期待していた人には申し訳ないが、社会人でない以上は原則保証人が必要となってしまう。しかし、やはり金額が金額であるためいくら伝えても保証人を確保することは難しいだろう。しかも保証人になってくれる人が居たところで審査に通ると決まった訳でもない。
ではどうやって審査に通したのか。少なくとも頭金はできるだけ多く用意した方がいいだろう。私はCBR250RRからの乗り換えであったこともあり、ある程度のお金(大体60万円)はすぐに用意できた。ディーラーさんによると頭金の金額によって通りやすくなることもあるという。となるとやはり最低10万以上は用意したいところだ。
またアルバイト等仕送りとは別の収入源、加えて社会的な信頼は絶対に必要だろう。私はまだ実家にいることもあり扶養から外れるわけにはいかないので収入は合計で90万円である、もちろんこの収入も高い方がいい。信頼においてクレジットカードや携帯料金などの延滞がある場合は注意が必要だ。数回忘れたくらいでは特に何もないかもしれないが、数を重ねている場合は厳しいかもしれない。これからローンでの購入を考えている人はより一層お金の管理に気をつけて欲しい。
こうまとめてみると全て地道なものだし、結局のところ人の信頼とお金の問題であるので特に必勝法みたいなものはない(そもそもローンの必勝法ってなんだよ)。
強いて言うなら本気で欲しいと思ったのなら、それ相応に準備し、行動することだろうか。アルバイトを今以上に頑張るのもいいし、日々の生活から節約し始めるのも良い。
21歳の私がこうして購入出来たのだ。何事も諦めないでやってみて欲しい。現在は特にアルバイトも前ほどしていないが支払いを継続しながら維持することも出来ている。
準備が揃えば審査に落ちることはない。そこは安心して欲しい。まずはあまりお金に執着せず、周りの人や親の信頼を勝ち取り面と向かって思いを伝えてみるといいだろう。